本文へ移動

ひまわり外来

ひまわり外来のご案内(完全予約制)

更年期の方を対象とした外来を実施しています。
毎週月曜日の午後、一般産婦人科診療の中で、「ひまわり外来」と名づけた更年期の方を対象とした外来を実施しています。
ご存知のように、女性のライフサイクルの中で、卵巣機能が低下し、閉経をむかえる前後5年程度の時期を更年期と呼んでいます。
この時期の女性は、子供が進学、就職、結婚などで、親元を離れたり、夫または自分が管理職になったりするなど、社会的な役割の変化や、環境の変化を迎える方が多くいらっしゃいます。
このため、同時におこる身体的変化と心理的変化に対応できず、さまざまな症状が、いわゆる不定愁訴という形であらわれてきます。私たちは、そんな女性に、どの科でみてもらったらよいのかわからないと悩む前に「ひまわり外来」を受診していただければと考えています。

卵巣機能が低下すると、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが欠乏し、自律神経失調症状を主体とした様々な身体的変化をきたします。そのため、エストロゲンを補うことで劇的に改善するケースもありますし、漢方薬が著効を示す場合もあります。
しかし、お薬を使わなくても、いろいろ悩んでいたことを外来でお話されるだけで肩の荷がおりて、楽になったという方もおられます。更年期をすぎ、老年期と呼ばれる年齢の方でも、エストロゲンでさまざまな症状がとれることもあります。「ひまわり外来」では、更年期指数・骨密度なども測定して、患者様お一人お一人にあった治療をご提案し、生活面のアドバイスなども行っております。

寿命の延長に伴う高齢化社会の今、家庭でも、社会でも重要な働き手である更年期以降の女性がひまわりのように陽の光をあびて元気にすごしてもらえることが、私たちの何よりの願いです。
お気軽に「ひまわり外来」を受診していただければと思います。
TOPへ戻る