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骨粗鬆症外来

骨粗鬆症外来のご案内  毎週水曜日14:30 ~ 16:30

  • 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の強度が下がり骨折が起こりやすくくなる疾患です。平均寿命が世界トップレベルの日本では、1000万人以上の患者がいると言われています。骨粗鬆症で起こりやすい骨折には、背中が丸くなったり、痛くなったりする圧迫骨折や、寝たきりの原因になりやすい大腿骨近位部骨折などがあります。
     特に80歳以後に多い大腿骨近位部骨折では、3人に1人は車いすレベル以下になると言われており、介護や施設入所が必要になったりして、それまでの人生を大きく変えてしまうかもしれません。寝たきりを防ぎ、まっすぐな背中で、老後を楽しく暮らすために、骨粗鬆症の予防と治療が重要です。まずは、ご自分の骨密度を調べることから始めましょう。
     
  • 当院では、1999年7月より、週1回の骨粗鬆症外来を設け、予防・啓蒙、治療を行っています。
     骨粗鬆症の病態と危険性についての説明を行うとともに、骨密度測定(半年に1回)や血液検査・尿検査による骨代謝状態(3ヵ月に1回)をチェックしています。治療前のアンケート調査、治療開始後の経時的な骨密度や血液検査データなどから、個別に専門的なアドバイスを行っています。

治療について

  • 治療には、内服薬や注射薬などがありますが、治療が必要な方の年齢や性別、骨折リスクの程度、既存の骨折などを総合的に判断し、最も適した方法を提案させていただきます。
  • 専門外来開設から20年以上が経過しました。長期にわたって治療を継続されている方もたくさんいらっしゃいます。今後も、骨粗鬆症性骨折を減らし、生活の質の維持・向上や、寝たきりの予防に貢献できたらと考えています。
  • 新山口駅北口そばの、小郡第一整形駅前クリニックでも、骨密度の計測や、一般的な骨粗鬆症の治療は可能です。ご自分の骨の状態が気になる方は、骨粗鬆症外来あるいはクリニックにご相談下さい。
(藤井裕之)
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